「家族旅行」と「日常のおでかけ」。
どちらも大切ですが、一番の違いは 「非日常性」 にあります。
普段の生活の延長にあるお出かけと違い、旅行は意識的に“いつもと違う場所・時間”を作り出します。その中でこそ気づけること、残るものがあるんです。
非日常に家族がいることの意義
日常の持つ価値に気づかせてくれる
マニラやメキシコを訪れたとき、子どもだけで通りを歩く姿は見られませんでした。道路を渡ることすら命懸けで、ちょっとコンビニに行くという行為も神経をすり減らす。
そんな環境に触れると、「日本で子どもだけが安心して歩ける」という日常が、どれほど貴重でありがたいものかに気づかされます。
強い記憶に残る
モンゴルの草原では、トイレも“青空トイレ”。日本では絶対にできないことが、ここでは自然なこと。こうした非日常の体験は強烈に記憶に残り、何年経っても忘れられません。
家族の絆を深める
旅先では小さな工夫や助け合いが家族の絆を強めます。
例えば、いつも濡れティッシュやお菓子をリュックに忍ばせてくれていた妻。ちょっとした心配りが非日常の中では何倍にも頼もしく感じられ、改めて感謝の気持ちが生まれます。
日常のおでかけが劣るわけではない
ここで伝えたいのは「日常のおでかけは意味がない」ということではありません。
むしろ、近所の公園や図書館に行くことでも、子どもと親の会話は増えるし、絆は深まります。
ただ、日常の中ではその価値が「当たり前」に埋もれてしまいがちではないでしょうか?
旅行という非日常があることで、日常のありがたさが浮き彫りになるのです。
今日からできる小さな一歩
- 日常のおでかけが多い人は…次の休みに小さな「家族旅行」を計画してみませんか?電車で1時間の温泉でもキャンプでも十分です。
- 家族旅行がなかなかできない人は…日常のお出かけに「旅っぽさ」を取り入れてみてください。子どもに地図を持たせて目的地を探してみるとか、特別なおやつを持って行くなど、小さな工夫で“非日常感”は演出できます。
まとめ
家族旅行と日常のおでかけの違いは「非日常性」。
非日常だからこそ得られる気づきや絆があり、それが日常のありがたさを教えてくれます。
あなたにとっては、どんな「非日常」が心に残っていますか?
コメントやメッセージで教えていただけたら嬉しいです。
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