「旅行中の食費って、どのくらいかかるの?」
「外食ばかりで高くつきそうで不安…」
家族旅行を考えるとき、多くの人が感じる疑問です。確かに日常より食費は高くなりますが、観光庁のデータをもとに算出すると、旅行費全体に占める割合は思ったほど大きくありません。さらに、ちょっとした工夫で節約しつつ、家族の満足感をしっかり得ることができます。
旅行中の食費はどのくらい?(観光庁データをもとに算出)
観光庁「旅行・観光消費動向調査(2024年)」のデータをもとに、パーポスが旅行中の食費を算出しました。総務省家計調査による日本国民1人あたりの1日の食費は平均約908円と比べると、「高い」と感じるのは根拠があります。
| 区分 | 国内宿泊旅行 | 国内日帰り旅行 | 海外宿泊旅行 |
|---|---|---|---|
| 全体(1人あたり日額) | 5,745円 | 2,975円 | 4,213円 |
| 個人旅行 | 6,017円 | 3,133円 | 4,582円 |
| パック団体旅行 | 3,797円 | 1,029円 | 3,513円 |
※観光庁「旅行・観光消費動向調査(2024年)」をもとにパーポスが算出
旅行費用に占める食費の割合
さらに、旅行費用全体に占める食費の割合を算出しました。
| 区分 | 国内宿泊旅行 | 国内日帰り旅行 | 海外宿泊旅行 |
|---|---|---|---|
| 全体 | 12.4% | 14.9% | 7.0% |
| 個人旅行 | 13.4% | 15.8% | 8.9% |
| パック団体旅行 | 6.7% | 4.8% | 4.7% |
※観光庁「旅行・観光消費動向調査(2024年)」をもとにパーポスが算出
データから分かるポイント
- 国内旅行では約12%前後 → 節約できても全体の数%
- 日帰りは15%近く → 食費の比重がやや大きい
- 海外は7〜9%程度 → 航空券や宿泊費の比重が大きいため
- パック団体旅行でも費用はゼロにならない
国内宿泊で6.7%、海外で4〜5%程度は食費が発生。
「食事付きプラン」でもランチや自由行動中のディナーは自己負担になることが多い。
👉 つまり「国内旅行の食費は全体の12%前後、海外は1割未満。ただしパック旅行でも一定額は発生する」と押さえておくと安心です。
▶ 関連記事:家族旅行の費用はいくら?国内・海外の平均額とパーポス家のリアル実例
旅行中の食費を節約する現実的なコツ
- 屋台やローカルフードを選ぶ
- ビュッフェやファストフードを活用
- 飲み物はスーパーやコンビニで調達
- 食事付きプラン(ホテル朝食やクルーズ)を賢く利用
パーポス家の実例
- 子どもはファストフード派:マクドナルド・屋台・ビュッフェで満足
- 海外ではデリバリー:Uber EatsやGrabでピザをホテルに注文
→ レストランより安い/子どもがリラックス/親も気兼ねなく過ごせる - クルーズ旅行:オールインクルーシブで食費を気にせず楽しめた
→ ただしドリンクは別料金。ドリンクパッケージは買わず、必要な分だけ注文
▶ 関連記事:家族旅行は贅沢?それとも必要な投資?パーポスの考える“良い贅沢”
食費は「節約」と「割り切り」のバランスが大事
- データ上、食費は全体の7〜15%程度にすぎない
- 無理に削りすぎると、楽しさや思い出が減る
- 「思い出のための出費」と割り切ることも大切
▶ 関連記事:家族旅行でよくあるトラブル7選と対策法|リスクマネジメントで安心準備
まとめ
- 食費は日常より高いが、旅行費全体では国内12%前後、海外ではさらに低い
- パック旅行でも一定の食費は必ず発生するので注意
- 節約術:屋台・ファストフード・デリバリー・飲み物の工夫
- 実例:パーポス家はファストフードやクルーズ利用で満足度も高く節約も実現
- 「節約」と「割り切り」のバランスで、旅行をもっと楽しもう


コメント