初めての家族旅行を考えるとき、誰もが気になるのが「実際、いくらかかるの?」という費用のことです。
ネットで調べても平均値は出てくるけれど、自分の家庭に当てはまるのか不安になりますよね。
そこで本記事では、
- 観光庁の公式データ(国内)
- 三菱UFJアセットマネジメントの調査(海外)
- パーポス家のリアルな実例
をあわせて紹介し、「平均」と「実感」を両方知ることで、安心して予算を立てられるようにお伝えします。
国内旅行の平均費用は?(観光庁データ)
観光庁の「旅行・観光消費動向調査(2024年)」によると、国内旅行の1人あたり平均費用は次のとおりです。
- 国内旅行全体:46,585円/人
- 宿泊旅行:69,362円/人
- 日帰り旅行:19,533円/人
宿泊・交通・食費・買物・娯楽などすべて含んだ「平均値」ですので、ざっくりとした目安になります。
パーポス家の国内旅行実例(1泊2日)
我が家の例を紹介します。
- 大人1人:約40,000円
(宿泊20,000円/交通10,000円/その他10,000円) - 子ども:大人料金の7割程度
宿泊費の工夫
旅館は「一人あたり料金」なので人数が増えると割高に。
一方、ホテルは「1室あたり料金」なので子どもが小さいうちはお得になります。
我が家では、かつて KKRやかんぽの宿 を利用していました。国民宿舎よりは少し高めですが、手頃な価格で安定したサービスがあり、費用と快適さのバランスが取れていました。
▶ 関連記事:家族旅行のホテル選びで後悔しない!宿泊先選び4つのポイント【実例あり】
交通費の工夫
- 新幹線利用で大人1万円ほど
- タクシーは「1台あたり料金」なので、家族で割るとバスと大差がないことも
食費・雑費
- 車を持たないため「1泊2食付きプラン」を選びました。割高ですが豪華な食事を楽しめる「非日常」体験に。
- お土産代は2,000円程度(家族+会社の同僚用)。
- 有料施設代:1人5,000円程度
- タクシー代:1人3,000円程度
海外旅行の平均費用は?(三菱UFJアセットマネジメント)
次に海外旅行です。
三菱UFJアセットマネジメントのレポートによると、1人あたり海外旅行費用はこの10年で大きく上がりました。
- 2014年:24.9万円
- 2024年:33.9万円
地域別では、
- アジア:17.1万円 → 19.7万円
- ヨーロッパ:34.9万円 → 58.7万円
👉 出典:三菱UFJアセットマネジメント「円安・物価高で海外旅行費用はどう変わった?」
円安と世界的な物価上昇の影響で、海外旅行は年々ハードルが高くなっています。
パーポス家の海外旅行実例(クルーズ)
我が家が選んだのは「海外発着クルーズ旅行」。
- 5〜6年前:家族4人で約100万円(航空券+クルーズ代)
- 現在:同じような内容で160万円ほど必要
一見贅沢ですが、クルーズは子ども料金が非常に安く、船内にプールやキッズルームもあるため、子どもが飽きずに過ごせるコスパの良い選択肢でした。
▶ 関連記事:家族旅行は贅沢?それとも必要な投資?パーポスの考える“良い贅沢”
年齢で変わる!子ども料金の違い
家族旅行費用は、子どもの年齢によって大きく変わります。
- 幼児:無料または格安(添い寝や食事なしプランあり)
- 小学生:大人料金の7割程度
- 中学生以上:大人料金と同額
▶ 関連記事:「子供が覚えてない…」それでも家族旅行に意味はある?パーポスが伝えたい3つのこと
まとめ|平均値と実例から安心の目安を持とう
- 観光庁データ:国内旅行は1人あたり約4.6万円(宿泊旅行なら約7万円)
- 三菱UFJデータ:海外旅行は1人あたり約34万円に上昇
- パーポス家の実例:国内1泊2日で大人4万円、海外クルーズは家族で160万円
- 子どもの年齢や宿泊施設の選び方で、費用感は大きく変わる


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